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COLUMNコラム

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基礎工事について

心地のよい暮らしをする

そのためにはシンプルに自然に溶け込む設計

そして長く安心して住み続けるために

劣化しない住宅を造ることが必要です。

 

特に安全で長持ちする家を造るための

「基礎」はとても大切です。

基礎は家と地面を繋ぐ部分のことです。

基礎工事にはいくつかの種類がありますが、

一般住宅ではベタ基礎工事が

多く取り入れられています。

今回は基礎工事の流れについて紹介します。

/地縄張り・遣り方

建物の位置を確認するために

敷地にビニール紐などを張っていきます。

また敷地に杭を打ち基準の高さに合わせて

地面と平行に糸を張ります。

この仮設物を設けることにより、

図面に沿った建物の位置や基礎の高さ、

深さなどを敷地に表していきます。

 

/掘削工事(根切り)

基礎を造るためにショベルカーで

地盤を掘り起こします。

 

/砕石・転圧

建物が沈み込むのを防ぐために

地盤を固めていきます。

細かく砕かれた石(砕石)を

基礎が配置される部分に敷き詰めます。

その後、さらに転圧機で地面を

しっかりと固めていきます。

 

/防湿シート敷・捨てコンクリート

先程の工程で固めた地面に

防湿シートを敷きます。

固めた地面の湿度が

上がらないようにするためです。

基礎の外周にコンクリートを流し込みます。

このコンクリートは後で建物の柱や

壁の位置の印を付けるためのものです。

 

/配筋工事

ここから更に本格的な基礎工事を行います。

2、3日程掛けて、鉄筋を配置しながら

組んでいきます。

建物の強度に関わる大切な過程です。

鉄筋の本数や配置、鉄筋からコンクリートを

流し込むための型枠の距離など

他にも様々な部分を細かく

チェックすることが必要です。

    

 

/型枠設置・アンカーボルト設置・コンクリート打設

建物の材料と基礎をつなぐ金属製の部材、

アンカーボルトを設置して

いよいよコンクリートを流し込みます。

またコンクリートが流れ出してしまわないように

型枠を設置しておきます。

鉄筋と今回のコンクリートが組み合わせる事で

頑丈なベースができあがります。

/養生・バラシ

型枠に流し込んだコンクリートが

固まるまで数日置きます。

この養生期間が終わると型枠を外していきます。

 

/基礎の仕上がり

コンクリートにひび割れがないか

などをチェックします。

問題なければ基礎工事の完了です。

美しい基礎に仕上がっています。

きちんとした施工をするためには

細かくしっかりとチェックをすることが大切です。

このように沢山の工程を積み重ね

ようやく建物の基礎が完成します。

 

また、大和建設では基礎に特別な木材を

取り入れています。

ハウスガードシステムの「緑の柱」です。

緑の柱は腐らずシロアリにも食べられません。

そして配管にもシロアリの被害を

防ぐための工夫を行っています。

シロアリは湿度が高く、温かい場所を好みます。

そのためキッチンやお風呂場などの水回りは

シロアリの繁殖しやすい環境です。

また地中に巣を作り住宅に

入ってくることも考えられます。

基礎の配管の隙間に特殊な薬剤を塗ることにより

床下からのシロアリの侵入を防いでいます。

またハウスガードシステムでは、

シロアリからの被害を防ぐだけでなく

 

・地震・台風の被害

・腐朽被害

 

同時にこれらの被害からも住宅を守ります。

地震や台風などの自然災害が起こった際に

シロアリや腐朽が進んだ建物では

すぐに倒壊してしまう恐れがあります。

緑の柱にくわえ、木材を繋ぎ合わせるための

釘と金物も錆びに強い素材

デュラルコートを使用することにより、

より劣化に対抗できる基礎となっています。

 

いつ何が起こるか分からないからこそ

未来の暮らしを考えて

しっかりとした対策をとっています。

50年、60年経っても安心して暮らせる

その人にとっての着心地のよい住まいを

そんな思いで家づくりに取り組んでいます。

 

[岡山の工務店 大和建設 羽島のアトリエ]